社長のごあいさつ

アルテクロス株式会社
代表取締役 社長執行役員 川崎 元裕

ものづくりに対する真剣な想いを「織る」。
そんな企業が世界に1社ぐらいあってもいい。

どの分野にも、超一級品と呼ばれる製品が存在します。いわゆる汎用品と超一級品を明確に隔てているものは何か。私はそれは「技術力」だと思います。繊維産業には、未来に残したい技術がたくさんあります。汎用品でよければ何処でも作ることができますが、繊維産業が誇る技術を活かした製品を織ることができる企業は、実は国内でも数えるぐらいしかないのが実情です。それらの技術を最後まで守り抜くのが、私たちアルテクロスの使命です。もしこの業界からアルテクロスがいなくなれば、繊維産業はきっとつまらないものになることでしょう。

とは言っても、ものづくりは技術先行だけではやっていけないことも事実です。開発期間、生産コスト、検査体制、量産化…すべての条件をクリアするためには、技術力を根底から支える「人」の結束力がどうしても必要です。当社は、社員、パートさんを含めても50数名しかいない小規模な会社です。ISOを取得していますので、世界標準の作業手順書はあります。しかし技術を継承し改善していくのは、あくまで「人」。日々の業務の中で、ベテランが若手社員に手ずから教える、パートのおばちゃんの意見を開発部長が採用し、その日のうちに改善実行するなんてことが日常的に行われています。この町工場的な小回りの良さがアルテクロスの強みと言えます。

多品種小ロットの私たちのものづくりは、お祭りのような勢いで進行していきます。ものづくりにかける真剣な想いは「負けてたまるか!」という職人的なプライドにもつながっています。古いと言われるかもしれませんが、アルテクロスでは、花見や旅行などで従業員やその家族とふれあい、ときにはみんなで飲みながら、ものづくりをトコトンまで話し合います。そこから生まれた想いが縒り合わさって製品となるのです。

私たちは素材メーカーですから、製品のどこを見てもブランド名は刻印されていません。名前を出されても、おそらく一般の方には分からないでしょう。しかし、もの言わぬ製品がアルテクロスの技術力(プライド)のすべてを雄弁に物語っているのです。「普通ここまでやるか!?」とお客様をうならせる品質が、アルテクロスの「普通」です。

2023年、アルテクロスは創業60周年を迎えました。次の10年、20年先の「繊維」を考えると、多種多様な製品サイズへの柔軟な対応だけではなく、更なる環境負荷の低減化や品質管理も求められるでしょう。そのような場面でも、私たちアルテクロスの巧みなるものづくり集団が、これまで培った技術と「必ずできる」という情熱を持って成し遂げていきたいと考えています。

もしこのサイトをご覧になって、アルテクロスという会社に興味を持ってエントリーしてみたいという方がいれば、遠慮なくご連絡ください。──聞きたいのは、皆さんの真剣な夢。経歴は不問です。

アルテクロス株式会社
代表取締役 社長執行役員川崎 元裕

会社方針

「安全こそ継続」

「安全第一」を標榜しても継続的に安全意識を浸透させなければ「無災害の継続」は机上の空論である。

「日本一の挨拶工場」

各方面からお客様をお迎えできることは大変嬉しい事。誠心誠意こころを込めた挨拶でその気持ちを表そう。

「ものづくりに情熱をこめろ!」

情熱なくして進歩なし。常にお客様の満足を得られる「もの」をつくる情熱を持て!情熱のない者は去れ!

「工場の既成概念を打ち砕け!」

「もの」をつくるだけの工員は過去の遺物。お客様は「もの」だけでなく「つくり手」も見ている。全員が営業マンであれ!

「温故知新・昭和にもどれ!」

携帯電話やパソコンの普及でお客様とのやりとりは便利になったが、それだけでは気持ちが伝わらないこともある。
直接お客様の「目」を見よ!「声」を聴け!「気持ち」を知れ!

どのような事でもご相談下さい。
まずはお気軽にお問い合わせ!

フリーダイヤル0800-800-1461

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